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遺言10 遺言の作成例と文例(財産に関するもの)

ここでは遺言の作成例と文例について具体的にみていきたいと思います。

 

基本的な書き方がわからない方は、ぜひ、以下の記事を先に読んでみてください

 

遺言6 自筆証書遺言の作成の仕方
遺言7 トラブルにならない良い遺言のヒント

 

遺言の基本的な文例

 

遺言の書き方には共通事項があるので、まずはそれを抑えてしまいます。

 

以下の例文をご覧ください。

 

遺 言 書

 

遺言者鈴木次郎は、次の通り遺言する。

 

本文
箇条書きで書くと読みやすくなります。

 

上記の遺言のために遺言者みずからがこの証書の全文を書き、日付および指名を自書し押印した。

 

平成261220
東京都葛飾区xxx1丁目2番3号
  遺言者 鈴木次郎 

 

上記例文で背景が黄色くなっている部分を入れ替えて使うと便利です。

 

例文のポイントとしては、まずタイトル部に「遺言書」と入れてあります。入れなくても有効ですが、入れないと「これは遺言書ではないのではないか?」という疑念を挟まれることにもなりかねないので、できる限り「遺言書」と書きます。

 

繰り返しになりますが、自筆証書遺言の場合、これらは全て手書きしなくてはなりません。

 

遺言書の本文部分の例文

 

まずは遺言で最も利用される財産についての文例を見ていきたいと思います。

 

全ての財産を配偶者に相続させる

遺言者の全ての財産は、妻の花子(昭和10年9月15日生)に相続させるものとする。

 

子供のいない夫婦の場合、これだけで十分ですね。財産の特定も「全ての財産」とするだけで十分です。

 

法定相続分を変更する

各相続人の相続分を、以下のように指定する。

 

妻  鈴木花子(昭和10年9月15日生) 2分の1
長男 鈴木市之助(昭和40年3月3日生) 6分の1
長女 鈴木恵美(昭和45年1月15日生) 6分の2

 

これは長女恵美が長年遺言者の看病に尽くしてくれたことを感謝するものである。

 

この家族の場合、長男と長女の法定相続分はそれぞれ4分の1なのですが、これを遺言によって変更しようというものです。

 

この場合注意しなければならないのは、長男の遺留分を侵害しないということです。このケースでは長男の遺留分は8分の1なので、ここでは遺留分を侵害していません。

 

また、このように相続分を変更するときは、その理由も付記しておくとよいと思われます。

 

遺産分割を指定する

以下の通り、遺産分割を指定する。

 

1 妻鈴木花子(昭和10年9月15日生)には次の財産を相続させる。
(1)東京都葛飾区xxx1丁目2番3号
   宅地 250.25平方メートル
(2)同所同番地所在
   家屋番号xx番 木造瓦葺二階建住宅
   床面積 1階90.5平方メートル
       2階60.5平方メートル
(3)上記屋内にある什器備品のすべて

 

2 長男鈴木市之助(昭和40年3月3日生)には次の財産を相続させる。
  葛飾総合銀行 金町支店 普通口座 番号12345678の遺言者名義の普通預金

 

これは財産を具体的に特定するところがポイントです。不動産であれば登記簿通りに記載し、預貯金であれば金融機関や口座番号を指定します。

 

負担付贈与をする

長女鈴木恵美(昭和45年1月15日生)には次の財産を遺贈する。
遺言者名義になっているABC株式会社の株式の全て
ただし、遺言者の愛犬ポチを大切に世話すること。

 

もし負担付贈与を受けた者がその義務を果たさない場合、他の相続人や遺言執行者は、家庭裁判所に遺贈の取り消しを求めることができます。

 

相続人以外の人に遺贈する

長男鈴木市之助の妻百合子(昭和45年10月30日生)に次の財産を遺贈する。
葛飾総合銀行 亀有支店 普通口座 番号23456789

 

これは長女の嫁として長年遺言者の看護と生活の世話をしてくれたことを考慮したものである。

 

他の相続人にあまり知られていない人に遺贈するときは、住所等連絡先も記入するとよいでしょう。また、遺贈する理由も付記するとトラブル防止に役立ちます。

 

 

財産についての基本的な文例は以上です。

 

次回は、その他の遺言事項についての文例を書かせていただきます。

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