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相続6 遺産分割の準備

遺産分割とは、被相続人名義になっていた遺産を相続人で分割することです。

 

したがって、遺産分割を始める前に、まずは遺産には何があるかを調査して取りまとめる必要があります。同時に、相続人が誰なのかを調べて確定する必要もあります。

 

ここでは遺産の調査と相続人の確定について解説していきます。

 

遺産の調査と財産目録の作成

遺産リスト

相続における遺産の調査の成果物は財産目録になります。遺産にはどんなものがあって、いくらぐらいの金額になるのか、そして合計はいくらかといった一覧表です。

 

だいたい右のイメージのようなものですが、体裁は何でも構いません。Excel等で作成するといいかもしれません。

 

ここでは財産だけの表を載せていますが、同時に負債を記載する部分も作成して、「財産 - 負債」の合計を表示する欄を設けるといいでしょう。

 

この場合、問題となるのは評価額です。

 

実際のところ、遺産分割協議で必要とされるのは厳密な評価額ではないのですが(相続税の算出では厳密さが求められるものの)、あまりにもいい加減だと遺産分割協議が進まない可能性もあります。

 

以下、財産の評価について考えたいと思います。

 

不動産の評価額

 

不動産の評価については、固定資産税評価額とか公示価格などがありますが、こういうものではなくできるだけ実勢価格に近い金額が望ましいといえるでしょう。

 

できるだけ正確なものを求めるのであれば、不動産屋さんの無料査定などを利用するのも手だと思いますし、固定資産税評価額(実勢価格の70%)から割り出すという手もあります。

 

また度々問題となるのは、被相続人が所有していた不動産を見落としてしまうということです。複数の不動産を所有している場合、まずは固定資産税の納税通知書を探してみます。そうそうすぐに捨てるものではないので、大体は、これを見つければ所有している不動産がわかるはずです。

 

次にこれらの不動産についての登記事項証明書(登記簿謄本)を取り寄せて、最近の変動や抵当権の設定の有無、持分などの情報を確認します。

 

株式やゴルフ会員権の評価

 

株式の評価についても相続税の申告についてはある程度厳密に評価方法が定められているのですが、それほど大きな変動がなければ、財産目録を作成した日の終値などでいいのではないかと思います。

 

ゴルフ会員権についても、ネット等で調べた売り気配などを参考にするしかありません。

 

自動車の評価

 

自動車については買い取り業者の査定額というのがわかりやすいところだと思いますが、オークション価格(業者オークションではなくネットオークション)を参考にしたり、中古車販売業者の売値を参考にしてその70%ぐらいに設定するということでもいいかと思います。

 

相続人の調査と確定

 

財産の調査と並行して行わなければならないのが、相続人の調査です。ほとんどの方が「相続人なんてわかってる!」とおっしゃると思います。もちろん、その通りなのですが、それを確定して対外的に証明しなくてはならないのです。

 

証明する際に必要となる証拠、それが戸籍謄本です。

 

もちろん戸籍謄本に「被相続人の相続人はAとBとCである。」と書いてあるわけではありません。ただ、戸籍には両親の名前が書かれるので、相続人が被相続人の子供である場合は、すぐに相続人であることが確定します。つまり、3人兄弟だったら、それぞれの戸籍謄本には親の名前が書いてあるので、その3人は相続人であることがわかります。

 

ただし、これでわかることは、その3人は相続人であるということだけで、その3人以外に相続人がいないことを証明できるわけではありません。

 

それを証明するためには、被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本を集める必要があります。これらを集めることによって、未婚の女性との子供を認知したり、前妻の子供がいたりすることが判明するのです。

 

もっとも大変な兄弟姉妹の相続

 

子供に相続をするには、他に子供がいないことを証明するために、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を集めなくてはならないと書きましたが、子供がないないために兄弟姉妹に相続する場合は、相当大変です。

 

まず、被相続人に子供がいないことを証明するために、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を集めます。ここまでは子供に相続する場合と同じです。

 

次に、子供がいない場合は親が相続人になるのですが、親が既に亡くなっている場合は、親が亡くなったことを証明するための戸籍謄本が必要です。

 

さらに、兄弟姉妹に相続するためには、他に兄弟姉妹がいないことを証明するために、両親の出生から死亡までの戸籍謄本が必要です。

 

さらにさらに、兄弟姉妹の現在の戸籍謄本が必要だし、兄弟姉妹のうちで亡くなっている方がいたら(被相続人が高齢でなくなった場合、こういうことはかなり多いです。)、その死亡を証明するための戸籍謄本が必要で、その場合は甥や姪が相続人になるので、甥や姪の戸籍謄本が必要になります。厳密に言ったら、亡くなった兄弟姉妹の出生から死亡までの戸籍謄本も必要となります。

 

こうなると集めなくてはならない戸籍謄本が、30枚、40枚となることもしばしばです。

 

正直、戸籍謄本を読み慣れていない人には無理な作業となってきます。

 

このあたりは、ぜひ、プロにおまかせいただきたいと思います。

 

相続関係説明図の作成

 

集めた戸籍謄本をまとめて、相続関係説明図を作成します。

 

これは、家系図のようなものだと思っていただいていいと思います。相続関係をわかりやすく説明するための図になります。

 

相続関係説明図の作成は、法律で義務付けられていないのですが、不動産の相続登記(名義変更)の際にこれを提出すると、法務局に提出した戸籍謄本の原本が還付されるというメリットがあるので、ほとんどの場合はこれを作成します。

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